宇野浩二『思ひ草』論
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
宇野浩二の小説『思ひ草』は、作者自身の体験を基にして、戦中・戦後における日常生活を描いた作品である。この小説は、単独に発表された三作品「浮沈」「思ひ草」「思ひ出の家」を、複雑につなぎあわせる形で完成されている。 本稿では、まずこれらの初出作品と、完成稿『思ひ草』との比較をおこなう。次に、宇野浩二の日記を参照しながら、モデルとなった実体験と小説との違いを探り、宇野が『思ひ草』に抱いた創作意図がどのように具現化されているかを検討する。
- 2008-03-01
論文 | ランダム
- Oral toxicity of pefloxacin, norfloxacin, ofloxacin and ciprofloxacin : comparison of biomechanical and histopathological effects on Achilles tendon in rats
- 今野真二著, 『文献日本語学』, 二〇〇九年一一月一日発行, 港の人刊, B6判, 二七二ページ, 二八〇〇円+税
- 書評 遠藤邦基著『国語表記史と解釈音韻論』
- 明治期の日本語の揺動(あゆぎ) (特集 言語資源としての日本語)
- 辞書についての疑問にお答えします。 (辞書再発見!--あなたの知らない辞書の世界--清泉女子大学言語教育研究所主催 フォーラム2010)