Constant mode in charmonium correlation functions (基研研究会 熱場の量子論とその応用)
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概要
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有限温度の場の理論に特有のメソン相関関数の定数モードと、その定数モードを考慮した解析よってチャーモニウムの消失温度に関する議論を行った。これらの解析によって従来は相転移温度直後に消失すると考えられていたチャーモニウムのP波状態であるχ_cが相転移温度を超えてもスペクトル関数に変化が小さいことが分かった。この結果は重イオン衝突実験におけるJ/ψ抑制のシナリオに大きな影響を与える可能性がある。
- 2008-06-20
著者
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