準2次元導体λ-(BEDT-TSF)_2FeCl_4における異常金属状態 : マイクロ波伝導・誘電異常(最近の研究から)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電荷移動錯体λ-(BEDT-TSF)_2FeCl_4の準2次元π電子系は,低温約8Kで常磁性金属から反強磁性絶縁体に相転移する.この転移温度以上では,直流電気抵抗で観る限り伝導度の高い金属状態にある.しかし,この状態にマイクロ波帯の高周波電場を印加すると,複素伝導率の実部(伝導率)と虚部(誘電率)に異常が出現するのである.2次元金属状態に一体何が起こっているのであろうか?伝導性,磁性,誘電性という物質の基本的な3つの電子機能が密接に絡んだ現象をここに紹介する.
- 2002-08-05
論文 | ランダム
- 空間の相対性を考えたNewton力学の合理化 : 第3報,時空表示法
- 空間の相対性を考えたNewton力学の合理化 : 第2報,曲線動座標系への一般化
- 空間の相対性を考えたNewton力学の合理化 : 第1報,直線動座標系の場合
- 図画工作科における表現能力の指導 (表現能力を育てる)
- Enthymem und Antithese bei Hofmannsthal: Eine rhetorische Studie