青刈飼料作物の生育・収量におよぼす栽植密度の影響 : 第1報 青刈大豆について
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概要
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1.青刈大豆(黒千石)を用いて,栽植距離および刈取時期と生草収量との関係について調査した。その結果,1株1本立,栽植距離条間18cm×株間6cmの密植では播種後30日から60日までの収量が多かった。2.同栽植密度異栽植距離では,条間18cm×株間6cmのほうが条間36cm×株間3cmよりも生育がまさり,生草および乾物収量が多かった。3.密植すると播種後40日以後,葉身重率低く,乾物率の高くなる傾向が認められた。4.主茎基部の木質化は播種後50日で第3節間,60日で第7節間まで顕著に認められた。これらの部分は木質化程度区分で5から3までの範囲で水分含量少く,乳牛はいずれも残食した。
- 日本草地学会の論文
- 1966-03-30
著者
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