有意味語末獲得の精神遅滞児に対するコミュニケーション指導 : 対人的遊びと平仮名文字学習を中心として(実践研究特集号)
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概要
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有意味語未獲得の小学部1年精神遅滞児に対して、コミュニケーション技能の高次化を目的とし、抽出による養護・訓練の指導を2年間行った。発声・発語意欲の促進、及び相互作用の持続・発展を意図した対人的遊びと平仮名文字に関する学習の中から、3つの課題を取り上げ、指導経過の検討を行った。対人的遊び『ままごと遊び』では、音節数や母音の正しい音声表現が数多く出現するとともに、コミュニケーションの自発性、持続性が増した。平仮名文字学習『音節分解・抽出活動』では、刺激語の音節数と同じ数の積み木を並べる課題の中で、自発発声・発語が出現し、正反応率の増加に伴い、その頻度も増加した。このように、場面設定による実際の活動の中で行う指導や音節分解・抽出活動による指導の有効性が示唆された。一方、対人的遊び『的当て遊び』では、使用語彙や必然性等、場面設定上のいくつかの問題点もみられた。
- 1996-03-30
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