有意味語末獲得の精神遅滞児に対するコミュニケーション指導 : 対人的遊びと平仮名文字学習を中心として(実践研究特集号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
有意味語未獲得の小学部1年精神遅滞児に対して、コミュニケーション技能の高次化を目的とし、抽出による養護・訓練の指導を2年間行った。発声・発語意欲の促進、及び相互作用の持続・発展を意図した対人的遊びと平仮名文字に関する学習の中から、3つの課題を取り上げ、指導経過の検討を行った。対人的遊び『ままごと遊び』では、音節数や母音の正しい音声表現が数多く出現するとともに、コミュニケーションの自発性、持続性が増した。平仮名文字学習『音節分解・抽出活動』では、刺激語の音節数と同じ数の積み木を並べる課題の中で、自発発声・発語が出現し、正反応率の増加に伴い、その頻度も増加した。このように、場面設定による実際の活動の中で行う指導や音節分解・抽出活動による指導の有効性が示唆された。一方、対人的遊び『的当て遊び』では、使用語彙や必然性等、場面設定上のいくつかの問題点もみられた。
- 1996-03-30
論文 | ランダム
- 鉄鋼 新日鉄、川鉄、NKK、神戸製鋼にドラスチックな圧力 (続報 一勧・富士・興銀大統合ショック--産業再編全予測!!)
- 石油 リストラ効果も消える 市況悪化で17年ぶりの赤字 (緊急特集 最悪3月決算の勝ち組・負け組)
- 石油 (アナリスト競作 勝ち組企業と負け組企業の落差)
- 座談会 企業の悲鳴が聞こえてくる 2ケタ減益の98年度決算 (大不況!) -- ((第1部)失速する景気)
- アナリストが描く国益に適う低炭素化社会の電力経営 (報道特集 低炭素社会での電力経営の方向性を徹底検証)