重度重複障害児へのコミュニケーション指導の試み : インリアル分析の複数担任指導への応用(実践研究特集号)
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概要
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インリアル・アプローチは重度重複障害児へのコミュニケーション指導に有効であるが、養護学校にそれを導入するに当たっては、複数担任制の教育課程の中にどう位置づけるべきか、がまだ不明確である。この点を考察するために、インリアルを応用しながら、小学部高学年の重度重複障害児グループを担任する教師集団で、個別のコミュニケーション指導場面をVTR分析していくという試みを行った。本稿はその実践報告であり、以下のような考察が引き出された。(1)児童および教師のコミュニケーション評価・目標設定について、教師1人で行うよりも複数教師で行う方が明確になる。(2)グループ内の全教師が、児童のコミュニケーションにおけるねらいを確認することで、児童へのかかわり方が明確になり、教師全員が児童のねらいに沿った働きかけを行えるようになる。
- 1994-03-31
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