アルカリ熔融ニ由テ生成スベキ亞硫酸ノ檢査ニヨリ「サツカリン」ヲ證明シ得ベキヤ
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概要
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サッカリン證明法トシテ從來汎ク使用セラレツツアル硫酸化生法及サリチール酸化生法ハ飲食物ノ種類ニヨリ其常成分ノ爲ニ判定ヲ誤ルコトアリ著者ハ長井博士ノ考案ニ基キ檢體ヲ酸性トシテ溶媒ヲ以テ分取シタル浸出物ヲ「アルカリ」ト共ニ熔融シ茲ニ生成スヘキ亞硫酸ヲ檢査シテ「サッカリン」ノ存否ヲ證明スル方法ヲ攻究シ好成績ヲ擧ケ該法ノ實際上用ユヘキコトヲ確メ飲食物殊ニ醤油ニ適用シ得ヘシトナシ此新方法ヲ考案者ニ由シ長井氏法ト命名セリ
- 1910-08-26
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