地域振興と人材教育 : 「清水」と「いわき」の場合を中心にして(地域発信の教育訓練,地域発信の企業経営と経営教育)
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概要
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地方と中央(特に東京)との格差が指摘されている中で、地域経済の活性化が大きな課題となっている。しかし、多くの自治体が行ってきたこれまでの取り組みは、中央からの補助金をあてにした公共事業や企業誘致が中心であって、地域からの内発的な産業発展を目指す動きは少ない。今回取り上げるケースは、旧静岡県清水市(現在静岡市)のサッカーの例と、福島県いわき市の温泉とポリネシアンダンスのテーマパークである。双方に共通する特徴は、「学校」を中心とした地域の人材育成と、それを核にした内発的な地域振興戦略の存在である。これまで地域振興というと製造業が中心であり、その内容は工業団地建設や工場誘致であった。最近では大学や研究機関の誘致も重視されてきているが、それは製造業との結びつきにおいて重視されるということであった。しかし、清水やいわきの例はスポーツや芸能などのレジャー産業での地域振興であり、その意味でも興味深いものがある。
- 2007-11-22
著者
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