地域企業の人材育成 : 現状、課題、展望(地域発信の人材育成,地域発信の企業経営と経営教育)
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概要
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わが国はチーム力を生かすという独目の経営理念を持ち、大きな発展を遂げたが、欧米の経営思想の影響を受け、「個の重視」「成果・業績重視」へと方向を転換してきた。これを一概に否定は出釆ないが、今後企業間のグローバルな競争を念頭におくと、日本の勝負手が見えてこない。日本に生き続けてきた現場力、チームパワーというDNAを生かすことを再検討しなければならない。人材育成についての調査結果、特に中小企業が抱える人材育成課題の検討を通じて、人材育成を支える経営の意思、人材育成システムが大きな曲がり角を迎えていることが読み取れた。人材育成の仕組みは、社員をモチベートする仕組みに他ならない。見せ掛けだけの人事制度の見直しに解があるわけではない。本稿では、社員をモチベートする仕組みとして、チームワーク、チームパワーおよびOJTのあり方に着目し、今後の人材育成、評価のあり方を検討した。そして将来の事業モデルになると考えられる「関ヶ原製作所」の事例を提示した。
- 2007-11-22
著者
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