睡眠時刻の推移にともなう生理・心理諸機能の変動とそれらの関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The variations of sublingual temperature, pulse rate, flicker fusion frequency (CFF), subjective fatigue feelings (SFF) and 8 selected reaction times and the relationships between them were examined in six university students under the condition of successive 6-h delayed shift with 8 sleeping h and 22 waking h for 6d. SFF was measured by the scales proposed by the Japanese Society for Industrial Fatigue Research. On the 2nd d when the shifting was started after the subjects had slept from 00:00 to 08:00 and on the 3rd d after sleeping h of 06:00 to 14:00, the variations of sublingual temperature, pulse rate and CFF showed a pattern of circadian rhythm. However, on the 4th-5th d the rhythms of sublingual temperature and pulse rate were flattened. On the other hand, CFF demonstrated a variation of having a nearly constant tendency till 08:00, followed by a gradual decrease during the daytime. The variation of SFF (the scale of "sleepiness and dullness") was similar to that of CFF, although the change of the score was in the opposite direction. On the 3rd-4th d, the 4th-5th d and the 6th d, significantly high rank correlations were observed between sublingual temperature and pulse rate and between CFF and SFF. However, between sublingual temperature and CFF, a high correlation which was observed on the 1st and the 2nd d was not seen on the 4th-5th and 6th d. Eight selected reaction times were shortened during the experimental days, but there was no consistent pattern of variation within these days. The results of the experiment showed that the relationship between CFF and SFF exists during the daytime when the arousal level is low.
- 社団法人日本産業衛生学会の論文
- 1988-05-20
著者
関連論文
- 日本と韓国における小・中学生の睡眠習慣--とくに、夜型化と睡眠不足の要因について
- 母親の産歴と乳児の睡眠・覚醒リズムの発達
- 実験的急性四エチル鉛中毒の中枢神経系病変について
- 乳児の覚醒行動からみた妊産褥婦の夜間覚醒と睡眠感・自覚症状に関する継続的研究
- 330 国内線客室乗務員の疲労(3)(産業疲労,一般演題,第63回日本産業衛生学会・第48回日本産業医協議会)
- 329 国際線客室乗務員の疲労(2)(産業疲労,一般演題,第63回日本産業衛生学会・第48回日本産業医協議会)
- 302. 国内線客室乗務員の疲労(産業疲労,一般演題,第62回日本産業衛生学会・第46回日本産業医協議会)
- 820 長時間乗務時の客室乗務員の疲労と睡眠に関する調査 : (2) 睡眠の実態について(産業疲労,一般講演,第61回日本産業衛生学会・第44回日本産業医協議会)
- 819 長時間乗務時の客室乗務員の疲労と睡眠に関する調査 : (1) 疲労と機内休息について(産業疲労,一般講演,第61回日本産業衛生学会・第44回日本産業医協議会)
- 718 航空機客室乗務員の睡眠の実態(産業疲労,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 717 客室乗務員の作業負担と疲労・疲労回復の観察(産業疲労,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 271. 夜間時の運動負荷がその後の昼間睡眠とひき続く回復夜に及ぼす影響 (2) (労働生理)
- 270. 日中時の運動負荷がその後の夜間睡眠に及ぼす影響 (1) (労働生理)
- 46. 警備員の夜勤・交代制勤務に関する調査研究 : (その3) 健康と生活に及ぼす影響について (労働生理)
- 45. 警備員の夜勤・交代制勤務に関する調査研究 : (その2) 生活時間と睡眠時間について (労働生理)
- 警備員の夜勤・交代制勤務に関する調査研究 : 第1報 夜勤・交代制勤務編成上の問題点
- 四エチル鉛中毒に関する実験的研究 : 第 2 報 ラットのオペラント行動に及ぼす影響
- 四エチル鉛中毒に関する実験的研究 : 第 1 報 急性中毒症状の発現状況と自発行動量の変化
- 62. 授産工場における身体障害者の労働負担調査 (労働生理・疲労)
- 49. 夜間時の仮眠が睡眠パターンおよび生理・心理機能に及ぼす影響について (第2報) (労働生理・疲労)
- 48. 夜間時の仮眠が睡眠パターンおよび生理・心理機能に及ぼす影響について (第1報) (労働生理・疲労)
- 17. 全国的系列銀行の健康管理に関する研究 : 健康アンケート調査結果の県別にみた変動要因の分析 (健康管理)
- 警備員の夜勤・交代制勤務に関する調査研究 : 第2報 長時間拘束勤務および残業が生活時間と睡眠時間の変化に及ぼす影響
- 労働者の疲労をどのように研究するべきか
- 2.「過労死」における過労(一般演題,第37回産業疲労研究会)
- 7.疲労自覚症状の訴えからみた長時間残業(第29回産業疲労研究会)
- Mental Loadの測定法に関する研究 : Dual Task法の適用と問題点
- 産業疲労(座長のまとめ,第67回日本産業衛生学会)
- 「自覚症状しらべの有効性と限界」
- 中年期男子労働者における精神健康と労働環境,保健習慣
- 中年期男子労働者の精神健康に関連する要因についての追跡研究
- 903. 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : (第7報)JAS MONICA版によるタイプA行動の特徴と関連因子の検討(産業疲労,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 902. 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : (第6報)精神科疾患訴え者の分布(産業疲労,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 901. 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : 第5報 自覚症状の構成と労働時間の関連について(産業疲労,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 1.長時間労働と疲労感(一般演題,第37回産業疲労研究会)
- 417 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : (第4報) 職種や労働条件別にみた生活習慣(労働生理,一般演題,第64回日本産業衛生学会・第50回日本産業医協議会)
- 416 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : (第3報) タイプA行動の分布(労働生理,一般演題,第64回日本産業衛生学会・第50回日本産業医協議会)
- 415 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : (第2報) 職業および労働条件別にみた労働・職場の特徴(労働生理,一般演題,第64回日本産業衛生学会・第50回日本産業医協議会)
- 414 日本の産業労働者の職業ストレスとその影響に関する研究 : 第一報 労働条件と自覚疲労症状(労働生理,一般演題,第64回日本産業衛生学会・第50回日本産業医協議会)
- Sleep-wake behavior of shift workers using wrist actigraph
- Sleep-wake habits of schoolchildren according to grade
- 乳幼児の発達年齢および親子の睡眠習慣からみた遅寝の実態とその影響要因の分析
- 169. 入眠時刻の推移にともなう睡眠リズムおよび生理・心理機能の変化について (第2報) (労働生理・疲労)
- 168. 入眠時刻の推移にともなう睡眠リズムおよび生理・心理機能の変化について (第1報) (労働生理・疲労)
- 3. 警備員の夜勤・交代制勤務労働負担 (産業疲労研究会第24回例会)
- 126. 診療報酬明細書による建設労働者の悪性腫瘍について(健康管理・健康診断,一般講演,第61回日本産業衛生学会・第44回日本産業医協議会)
- 917 睡眠時間の短縮に伴う日中時の入眠傾向と疲労(産業疲労,一般講演,第60回日本産業衛生学会・第42回日本産業医協議会)
- 719 一昼夜交代勤務者の睡眠と体温リズム : 特に年齢差の影響を中心にして(産業疲労,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 426 昼夜逆転生活が睡眠および生理・心理機能の変化に及ぼす影響(労働生理・疲労,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 312 VDT作業者の眼屈折・調節に関する調査報告(VDT,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 111. 競艇場の券売り労働者の健康管理(3) : 4年間の健康診断での推移(健康管理,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 4.交代勤務者の年齢別にみた睡眠に及ぼす影響(第28回産業疲労研究会)
- B-5 当院における脳血管障害の統計的観察(第 13 回杏林医学会総会)
- 324 繰り返しの睡眠時間短縮による生理・心理機能と睡眠パターンの変化(その1)(産業疲労,一般演題,第63回日本産業衛生学会・第48回日本産業医協議会)
- 107 ストレスと疲労徴候 : 健康習慣の役割について(健康管理・健康診断,一般演題,第63回日本産業衛生学会・第48回日本産業医協議会)
- A-22 自律神経機能におよぼす喫煙,飲酒の影響(第18回杏林医学会総会)
- 学生の健康管理に関する研究 : 生活習慣と朝-夜型生活リズムとの関連
- 230. 装置産業における交代制勤務と仮眠の実態(労働条件,一般演題,第62回日本産業衛生学会・第46回日本産業医協議会)
- 9.睡眠構造からみた疲労回復(第29回産業疲労研究会)
- 27 時間および 40 時間の完全断眠がその後の睡眠に及ぼす影響
- 妊婦・褥婦の精神身体症状とPG濃度 : POMS尺度を用いて
- 深夜・交替制労働と労働者の健康--健康で長生きするためのQアンドA
- 産業疲労(座長のまとめ,第66回日本産業衛生学会)
- 産後の母児の睡眠と授乳リズム
- 427 長時間残業が労働者の健康と生活に及ぼす影響(第一報)(労働生理・疲労,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 6.労働者の過労概念の検討(一般発表,第41回産業疲労研究会・第34回頸肩腕障害研究会合同研究会)
- 4.「過労死」危険性増大時の予防策(過労死は予防できるか,シンポジウム,第39回産業疲労研究会)
- 915. 「過労死」症例の労働者の過労状態(産業疲労,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 908. 繰り返しの睡眠時間短縮による生理・心理機能と睡眠パターンの変化(その2)(産業疲労,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 30m深度相当圧の飽和潜水が睡眠に及ぼす影響
- 韓国の交替勤務者の年齢および chronotype と睡眠
- 韓国の交替勤務者の年齢およびchronotypeと睡眠
- 韓国の製造業における交替勤務制度
- 労働者の疲労の研究方法に関する諸問題
- 疲労研究の視点から (特別企画 産業疲労研究会シンポジウム・誌上採録 新しい「脳・心臓疾患に関する労災認定基準」をどう考えるか)
- 人間の疲労とはなにか (特別企画 疲労の医学)
- 日本産業衛生協会・産業疲労委員会による労働者の疲労研究の検討--機能検査法を中心にして
- 生活概念としての疲れとストレス
- 労働者の疲労とストレス--研究の構造からみた両者の相違 (ストレスと健康)
- 資料 韓国で行われている労働者の疲労感調査について
- 労働者の過労概念の検討
- Sleep patterns during 30-m nitrox saturation dives and in a confined atmospheric environment
- Longitudinal study for sleep-wake behaviours of mothers from pre-partum to post-partum using actigraph and sleep logs
- 病院看護婦が日勤-深夜勤の連続勤務時にとる仮眠の実態とその効果
- 155. 長時間の連続夜勤がその後の睡眠に及ぼす影響(労働生理,一般演題,第57回日本産業衛生学会・第36回日本産業医協議会)
- 妊産婦の睡眠・覚醒行動の変化 ; 妊娠末期から産後15週までの初産婦と経産婦の比較
- 座長のまとめ (72〜76) (労働生理・疲労)
- 飽和潜水実験中の Polysomnograph と Actigraph 活動量の変化
- 妊娠末期から産後28週までのActigrapbと睡眠日誌からみた睡眠・覚醒行動
- 浅海飽和潜水における基礎的体調の指標:睡眠時の心拍変動
- 睡眠時刻の推移にともなう覚醒レベルの変化とその後の睡眠のパターンとの関係
- 睡眠時刻の推移にともなう生理・心理諸機能の変動とそれらの関係
- 循環器疾患を発症した労働者の発症前の疲労状態
- 強制運動負荷がラットの睡眠に及ぼす影響について
- 司会のまとめ(長時間・不規則勤務と労働者の疲労,ストレス,第32回産業疲労研究会)
- 座長のまとめ (170〜171) (労働生理・疲労)
- 急性四エチル鉛中毒の実験的研究 : 第1報 四エチル鉛がラットの睡眠-覚醒サイクルに及ぼす影響について
- 長時間の連続夜勤がその後の睡眠に及ぼす影響
- 人間の疲れとは何か : その心理学的考察 : 労働者の長期的疲労の研究方法を構築するための検討
- REM睡眠とNREM睡眠の時刻的出現分布