ハーレム・ルネサンス短編小説 2 : Eric Derwent Walrond-カリブの島の語り部(笹谷卓先生・間二郎先生退任記念号)
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概要
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Eric Walrond(1898-1966)は、アメリカ生まれではないが、ハーレム・ルネサンス期に短い年数ではあるが、短編小説家、編集者、ジャーナリストとして大きな足跡を残した。ウオルロンドは、イギリス領ギアナのジョージ・タウンに生まれ、バラバドス島のSt. Stephen's Boy's Schoolとパナマ(コロン)のCanal Zone Public Schoolで教育を受けた。その後1916年からCresttobalのHealth DepartmentやThe Panama Star and Heraldで、働いたが、1918年にニューヨークに渡り、City College of New YorkやColumbia大学で学んだ。学びながら最初にBrooklyn and Long Island Informerで、次にカリブの島ジャマイカ出身のMarcus Garveyに一時同調しNegro Worldのスタッフとして働き、1922年頃からOpportunity, The Smart, The New Age, Saturday Review of Literature等に短編小説を投稿するようになった。1925年から27年の問オポチュニティー誌のビジネス・マネージャーを務め、1926年Boni & Liver light社から、短編集Tropic Deathを出版、カリブ諸島の文学でHarlem Renaissanceに貢献している。特にウオルロンドは、コロンビア大学の創作科で短編の才能を伸ばし、将来が期待されたが、1928年Guggenheim FellowshipとZona Gale Scholarshipを受け、パナマ経由でニューヨークを発ち、ヨーロッパを旅行、1934年までフランスで生活したが、結局ロンドンに落ち着き、その後一度もアメリカに帰ることなく、1966年そこで他界している。
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