スーパーカミオカンデの地下μ粒子で見る宇宙(最近の研究から)
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概要
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スーパーカミオカンデで5年間に観測された約2.1億の宇宙μ粒子を用いて,高エネルギー一次宇宙線陽子の到来方向の二次元天球分布を得た.一次宇宙線陽子は有意に非等方性を示し,おうし座の方向から0.1%程度の超過が,おとめ座の方向から0.1%程度の欠損が確認された,これは中性粒子(光及びニュートリノ)以外を用いた新しい天文学の大きな一歩である.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2008-01-05