1 収斂因子の運動論的解釈
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概要
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此の小論は"拡張されたStueckelberg型式"の理論を完結せんとするものであつて,素粒子は速度,加速度等によつて,d^nX_μ/dτ^n(n=1,2,---)を取り得るものとし,素粒子の相互作用に伴う拡がりを,δ(x_μ-x_μ-λ^nd^nx_μ/dτ^n)の型として導入する。これは,指数函数的な切断を与えるが,積分変数のパラメーターaを導入して[numerical formula]として[numerical formula]の荷重積分により,指数函数的切断は,この展開の有限項で打切られることを示す。かゝる物理的背景をもつ非局所的相互作用がディラック粒子の電磁的性質に対して,如何なる結果を斉すかを考察する。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
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