14.(d-p),(d-n)反應について : その1
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概要
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(d-p)(d-n)反応の射出粒子の角分布について,stripping-theoryはそのsmall ungleにあらわれる特徴的なpeakを説明することに成功したが,large angleにおける角分布をstripping-mechanismによつて生じたものと考えることはできない.又低エネルギーのdeuteronによる実験は,他のmechanismを通じて反応が進むと考えなければらない角分布をあたえている.このような事情に対して,我々はstripping-theoryを適用することのできる限界をあきらかにする為に,stripping-theoryで省略されている相互作用の効果を調べ,所謂"potential-term"がlarge angleの角分布に本質的な寄与を与えていることを指摘する.
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
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