17.上空の宇宙線東西効果について(湯川秀樹博士ノーベル賞受賞記念号)
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概要
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上空(⪝1mH_2O)に於ける宇宙線東西強度の対称性は,地上及び地上より10,000m迄の高度に於ける各緯度で行われた東西強度の非対称性から予測されるproton primary hypothesisに対して困難を興えている. Arleyはこの困難を救うために, negative protonはprimary中に混在するとしている.然しながら彼のいうnegative protonが,π-中間子,μ中間子を経てsoftを興えるという現在容認されている立場から上空の東西効果の問題を如何なる点迄解決しうるかを判りさすために, primary protonとそれによるsoft componentの間の角分布を調べた.
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
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