4.一般相討論的素粒子論の試み(II)
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概要
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年金で話した荷電粒子のまはりの場をきめる問題についてのべる.Classicalに考へて,荷電粒子のつくる電磁場のエネルギーは粒子を点と考へ,重力場を無視すれば,粒子の近くで発散する.ここでは粒子に拡がりを持たせてクーロン力と重力で釣合を保たせて発散をにげることを試みる.粒子に對して波のモデルを使ふと,数学的にむづかしくなるので,(I)に述べた中間の段階の拡り持った粒子のモデルを使ふ.この場合は幸ひに解析的に解くことができて,静止質量だけ発散してあとは收敘する結果をうる.
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1949-08-05
著者
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