福留氏の剛体モデルについて
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概要
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福留氏が素研Vol.20, No.4, No.5に発表された剛体モデルの論文について二、三の注意をのべる。これが建設的なものでないのは残念であるが、私自身も誤りをおかしているかもしれないから、素研誌上を借りて気楽に討論してみたい。第一の論文において三次元の剛体モデルから出発し、これを四次元空間に拡張し、次に福留氏は具体的なモデルを離れて群論的に論じ、最後にstrangenessを導入するためには複合剛体モデルが必要なることを指摘し、第二の論文において同様のことをDiracの4-成分spinorについてreformulateしておられる。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1960-03-20
著者
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