場の理論での束縛系を含む散乱及びCausality Conditionについて
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概要
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Summary前の論文(素研12月('59)号)から束縛系を含む任意の散乱過程についてS matrixのcomapactな解が得られた。このformalismは更に、場の理論で通常仮定されるadiabatic switchingの仮説を分析でき、micro-causality conditionがS-matrixに対するBogoliubovの形に成立つのは或る条件の下に於てであること、又Haagのalmost local fieldを導入することにより、束縛系を含む散乱問題についてもS-matrixのfunctionalを導入し、且macroscopic causality conditionを定式化することが妥当であることが論ぜられる。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1960-03-20
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