Strong Neutrinoの導入と素粒子のmodelについて(III) : 質量公式とneutral pions
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概要
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この論文では新Rydberg常数を用いた大前の素粒子の質量公式その他を大内-仙波モデルを用いて説明する。論文(I), (II)で"真空"と称したものを再吟味すると、論女(II)の手掛りからmass quantum number (M)が導入できて、目的は達成できる。質量公式のような定量的なものが我々のモデルで説明できるのは、我々の議論が次元解析に似た性格を持つているからである。以下では我々の"真空"を"雲-真空"と呼んで一応従来の理論の真空と区別しておく。質量量子数の概念からneutral pionがπ^0(I=1)とπ^0'(I=o)と区別できて、π^0'のmassは301 Mevが最確値と思われる。この結果小川の対称性は論文(II)の第2図のようには解析できない。恐らく小川の対称性は形式的なものであろうが、特別なπ^0"が存在してそれがπ^0,π^0'よりpredominantな作用を持てば、対称性は存在しよう。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1960-07-20
著者
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