摂動論における解析性について
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概要
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これは今までに発表した次の4つの論文 1) General Integral Formula of Perturbation Term in the Quantized Field Theory, P.T.P.17(1957) 401. 2) On the Validity of Dispersion Relations in Perturbation Theory, P.T.P.21(1959) 135. 3) Ordinary and Anomalous Thresholds in Perturbation Theory, P.T.P.22(1959) 128. 4) A Note on the Ordinary and Anomalous Thresholds in Perturbation Theoory, P.T.P.23(1960) 284.のまとめであつて、それにつけ加える新しい内容は何ら含んでいない。ただこれらの論文で、英文の表現がまずい所、言い足りない所など見受けられるようなので、なるべく分り易いように書き改めてみたものである。一応摂動展開の各項の解析性を調べる問題を中心としたので、それに直接関係のない部分は割愛するか、附録にまわすかした。又読み辛い点を少くするため、面倒な証明は全部附録に収め、結果だけを本文に書くことにした。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1960-04-20