児童生徒の身体状況と生活習慣の季節的変化
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概要
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小・中学生の心身は年毎に著しく発達する。心身の健全な発達において、睡眠、食事、排便などの基本的な生活習慣が重要な役割を果たしている。生活習慣と身体状況の相互関係を検討するために、広島県北の小・中学生を対象に実態調査研究を行った。また、同じ調査を気候条件の異なる時期に実施し、生活習慣と身体状況の相互作用と季節的な変化についても検討した。就寝時刻は学年とともに遅くなる傾向がみられた。夜更かしは朝食の欠食の原因となり、排便習慣へ影響を与えた。体脂肪率や血中ヘモグロビン、排便習慣には季節的な変化がみられた。また、朝食の欠食や睡眠不足は体脂肪率を増加させやすく、肥満のリスクを高めることが示唆された。
- 県立広島大学の論文
著者
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加藤 秀夫
広島女学院大学
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西田 由香
徳島大学大学・院・ヘルスバイオサイエンス研究部・臨床栄養学分野
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森 朝美
県立広島大学大学院総合学術研究科
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西田 由香
安田女子大学
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加藤 秀夫
県立広島大学大学院総合学術研究科
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岩本 珠美
県立広島大学大学院総合学術研究科
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鄭 継華
県立広島大学大学院総合学術研究科
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杉内 香予
安田女子大学家政学部管理栄養学科
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西田 由香
広島女子大学
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岩本 珠美
県立広島大学人間文化学部健康科学科
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加藤 秀夫
県立広島大学 健康科学科
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加藤 秀夫
県立広島大
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岩本 珠美
県立広島大 人間文化
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加藤 秀夫
県立広島大 大学院総合学術研究科
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