岸本英夫の「死後世界観」 : 宇宙生命への溶入
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概要
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宗教学者岸本英夫は、五十一歳のときに癌になり余命半年との宣告を受けたが、そのときは手術を受けて、健康を回復することができた。ところが癌を忘れかけた頃に癌の再発を知り、十年に渡って死と向き合うことになった。岸本は、発病前から死後の世界も霊魂の永存も信じていないと明言していたが、死に直面したときには、「死後の生命の存続という信念」こそが、死の問題に対するもっとも有力な武器であると思い知ることになった。このように、発病当初は死を恐れ、「生命飢餓状態」に陥っていた岸本だったが、晩年には、「死の恐怖の影が心から消えた」、「命ある限りしなければならない自分の仕事を考えて明るい希望にあふれている」とまで言うようになっている。この心境の変化は、何によってもたらされたのか。本稿は、岸本の心境の変化に着目しながら、岸本が最終的にたどりついた「死後世界観」について考察しようとするものである。
- 2007-12-30
論文 | ランダム
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