Duality Structure of Diffraction Dissociation〔邦文〕
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概要
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回析過程pp→px, πp→px, k^-p→pxのデータのtriple-Regge (TR)分析をすることにより, diffraction dissociationのduality structureを調べる。多くの人により提案されているscheme (abnormal scheme)とは全く異るscheme (normal scheme)を提案する。今流行のscheme (abnormal scheme)ではdiffractive resonancesはP_tP_tP_o項(triple-Pomeron)とdualであるのに対し,我々のschemeではこのresonancesはP_tP_tP_o項(ordinary Reggeon交換とdualである。我々はTR分析においてこれらの人々よりはるかに多くのデータを使い,さらに精密なTR fitをすることにより(例えば,干渉項も入れてTR fitするなど),少なくとも0.2≲|t|≲0.5 (GeV/c)^2では我々のschemeの方が有利であるということが分かった。ここでtは外線のPomeron (P_t)の質量の2乗である。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1976-05-20
著者
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