バリオン共鳴の電磁相互作用(ハドロン・レベルの構造(1974年3月),研究会報告)
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概要
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核子のanomalous moment, charge radii, 3-3共鳴のphoton decayについてLight-like chargeのもとでの表現混合を用いて議論する。核子のtotal magnetic momentに関しSU(6)×O(3) quark modelはμ_p/μ_n=-3/2を導き,実験値に良く合うことからそれはそのmodelを支持する有力な理由となっていた。一方そのmodelはg_A/g_vに対し実験値1.248よりかなり大きいg_A/g_v=5/3を与える。昨年g_A/g_vとμ_p/μ_nを同時に説明するmodelがMeloshにより出された。そこではμ_p/μ_n=-3/2, g_A/g_v=η5/3が導かれている。しかしここで我々はMeloshによるtotal magnetic momentの計算にはwell-definedでない手続きが含まれていて先の結論が下せないことを示す。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1974-05-20
著者
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