老人の肺活量と最大換気量の変化に関する研究
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概要
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1.年令51〜80才の老年者104名につき肺活量.最大換気量.身長および体重を計り.後2者より算出した体表面積1m^2当りの肺活量と最大換気量を求めた。2.肺活量と最大換気量(体表面積1m^2当り)は.ともに年令が増すとともに減少するが.その程度は.年令20〜55才までの値から推定したものより遙かに強かつた。3.したがつて.年令51〜81才にたいする回帰方程式は.つぎのごとくである。肺活量(cc)=〔3456-(24.96×年令)〕×体表面積(M^2)最大換気量(l/min)=〔107.8-(0.932×年令)〕×体表面積(M^2)4.最大換気率(肺活量1l当りの最大換気量)もまた.学童や壮中年の成人に比して遙かに低く.肺機能の効率低下が示唆される。5.最後に老人生理学と病理学への本知見の応用を論じ.老衰過程の生物学的年令研究への示唆を与えた。
- 1954-02-01
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