三角格子反強磁性体の相転移と秩序相 : 連続スピン系(磁性体における新しいタイプの相転移現象,研究会報告)
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概要
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相互作用の競合(フラストーレション)のために系の秩序状態にバラエティが現れ、またフラストレーションのない場合には見られなかった相転移が起こることが知られてきている。フラストーレションの効果はIsingスピン系において系の巨視的な縮退を生じさせるなど最も顕著に現れ、その相転移への影響は非常に詳しく調べられており多くの成果が報告されてきている。連続スピン系、つまりXY系やハイゼンベルク系等においてはスピンの自由度が大きいためフラストレーションによっても系の巨視的な縮退は生じないが、その競合の結果系の実効的な秩序変数の対称性がフラストレーションのない場合と異なり種々のおもしろい現象が起こることがわかってきた。ここでは連続スピン系の三角格子反強磁性体(Anti-Fferromagnets on the Triangular Lattice AFT)での相転移の性質をスピン系の対称性、実効的な系の対称性を考察しながら報告する。
- 1986-07-20
論文 | ランダム
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