神経ネットワークモデルの秩序とカオスII(生体系,カオスとその周辺,研究会報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
前年の研究会に継続して,ランダム結合した神経ネットワークに励起される解の性質を調べた結果を報告する。基礎方程式はMuCulloch-Pittsによるシンプルな非線形連立差分方程式である(モデルの詳細については昨年の「物性研究」に掲載された佐藤・百瀬による同題目の研究会報告参照).なお今回は,一度発火したニューロンはその後qステップ発火が止まるという付加条件(不応期に相当する)を課している。またニューロン数N=1000,軸索結合数n=10と,ネットワークの自由度が前より遙かに大きくなっている。
- 物性研究刊行会の論文
- 1986-05-20
著者
関連論文
- 神経ネットワークモデルの秩序とカオス(カオスとその周辺,研究会報告)
- 30p-QC-11 結合van del Pol発振子系のリズム同期 II
- 30p-QC-4 ランダム神経ネットワークの秩序とカオス IV
- 30a-QC-12 ライフゲームとしてみたモデル生態系の動力学
- コメント 結合van del Pol発振子系のリズム同期(生体系,カオスとその周辺,研究会報告)
- 神経ネットワークモデルの秩序とカオスII(生体系,カオスとその周辺,研究会報告)
- 3a-D-12 ランダム神経ネットワークモデルの秩序とカオス II
- 3p-S-3 吸着子の秩序無秩序転移の計算機シミュレーション II
- 3p-S-2 吸着子の秩序無秩序転移の計算機シミュレーション I
- 31a-E2-8 recursion法による吸着子及び母体表面層の電子状態密度の計算(31a E2 表面・界面,量子エレクトロニクス)
- 1p-A7-8 ランダム神経ネットワークモデルの秩序とカオス(1p A7 統計力学・物性基礎論)
- 1a-D2-9 二段井戸構造を持ったヘテロ半導体超格子のサブバンド構造と移動度(1a D2 半導体(表面界面・超格子),半導体)