エコツーリズムにおける地域環境保全の役割 : 沖縄県・石垣島におけるWWFしらほサンゴ村体験ツアーを事例として
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概要
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日本におけるエコツーリズムと地域の環境保全の接点について考察した。エコツーリズムとは,地域固有の自然及び地域資源を観光資源とした観光形態であり,地域の経済及び社会に有益であり,さらに,何らかの手立てによって地域資源の保護・保全にも貢献することが期待できるものであると定義できる。そして,エコツーリズムに関わる主体に注目し,主体間において「自然」について共通理解することが,エコツーリズムが環境保全に貢献する旅行形態となるために必要な条件だと考えた。このことは,エコツーリズムの事例として取り上げた第4回WWFしらほサンゴ村体験ツアーの検討からも支持された。「よそ者」であるサンゴ村と地域住民との間の地域の自然環境についての共通理解が重要な要素であることが示された。
著者
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