国語教科書コーパスを応用した日本語リーダビリティー構築のための基礎研究(言語理解のためのコーパスからの知識獲得)
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概要
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本研究は,日本語の文章のリーダビリティーを数式化することを目的とする。英語リーダビリティーでは,1文の文字数と1語の音節数のみが説明変数として使われている。本研究では,国語教科書(6学年×3種類)コーパスを作成し,学年を線形と仮定した上で,(1)1文の平均文字数,(2)1文の平均単語数,(3)1文の平均係り受け数,(4)1文の平均アイディアユニット数,(5)テキスト内の語種の割合,(6)テキスト内の文字種の割合を説明変数とし,学年を従属変数として重回帰分析を行った。その結果,(1),(2),(3)が除外され,(4),(5),(6)を説明変数とした公式が示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-09-28
著者
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