離散化した結合写像格子(<特集>複雑系の展望-複雑系若手の立場から)
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概要
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本稿ではCMLを離散化して得られるCAに必要な状態数を調べた.計算機実験により高々2^9状態のCAでCMLが模倣されること,また静的な相と乱流的な相との中間に位置する相は他の相に比べ多くの状態数を必要とすることを確認した.さらに,離散化によって得られるCAはその状態数の対数ηに関して既約であることをオートマトンの最小化の技法によって示した.
- 物性研究刊行会の論文
- 1997-04-20
著者
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