両側胸水を伴ったミノサイクリンによる薬剤性肺炎の1例

元データ 2007-10-30 社団法人日本アレルギー学会

概要

症例は51歳男性.尿路感染のため塩酸ミノサイクリン(MINO)を内服11日目に発熱,咳嗽,呼吸困難を認めた.胸部単純X線写真にて両側網状陰影,両側胸水を認め,経過から薬剤性肺炎を疑い,MINOを中止し,解熱,胸部単純X線上も改善が認められた.薬剤リンパ球刺激試験(drug-induced lymphocyte stimulation test : DLST)を全血,胸水を用いてMINOに対し施行したが陰性であった.しかし薬剤負荷試験を施行したところ,発熱,咳,両側スリガラス陰影が出現し,MINOによる薬剤性肺炎と診断した,ステロイドの投与により症状はすみやかに改善した.

著者

吉澤 篤人 国立国際医療センター呼吸器科
平野 聡 国立国際医療センター呼吸器科
放生 雅章 国立国際医療センター呼吸器科
杉山 温人 国立国際医療センター呼吸器科
小林 信之 国立国際医療センター呼吸器科
吉沢 篤人 国立病院医療センター
吉澤 篤人 国立国際医療センター 呼吸器科
工藤 宏一郎 東京専売病院
平野 聡 国立国際医療センター戸山病院呼吸器科
篠原 有香 国立国際医療センター呼吸器科
加藤 康幸 都立駒込病院アレルギー膠原病科
工藤 宏一郎 国立国際疾病センター
新井 聡子 国立国際医療センター呼吸器科
加藤 康之 国立国際医療センター呼吸器科
加藤 康幸 東京都立墨東病院 内科
加藤 康幸 東京都立駒込病院感染症科
工藤 宏一郎 昭和大学
加藤 康幸 国立国際医療センター戸山病院 国際疾病センター
加藤 康之 国立国際医療センター呼吸器科:国立国際疾病センター
加藤 康幸 国立国際医療センター・国際疾病センター
吉沢 篤人 国立病院医療センター呼吸器科
杉山 温人 国立国際医療センター 呼吸器科
加藤 康之 国立国際医療センター・国際疾病センター

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