SO(2,1) Covariant IIB Superalgebra
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概要
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タイプIIB理論のSL(2,Z)デュアリティーを説明する超弦理論の幾何学的起源として、中心拡大により得たSO(2,1)SL(2,R)と同型)共変なIIB超ポアンカレ代数を提案する。この代数は、SO(9,1)およびSO(2,1)回転生成子に加えて、SO(2,1)ベクトル"運動量演算子"、マヨラナ・スピノル"超対称荷電"、ラリタ・シュウィンガー場である中心荷電から作られる。この部分群である"SO(2)×ローレンツ群"を同一視した商群を考え、具体的な座標を導入してNS/NS(ヌヴ・シュワルツ)とR/R (ラモンド)2階テンソルの表現を構成した。これらの2階テンソルは面上のU(1)場の強さに付随しており、このU(1)場は拡張した時空座標の一部と解釈できる。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 2000-01-20