場の理論的方法によるスピン鎖(低次元系の物性と場の理論,研究会報告)
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概要
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この講演では,スピン鎖の基底状態からの低エネルギー励起を,連続極限(格子間隔→0)をとった(有効)場の理論によって記述する事を考察する。特にスピン1/2及び1の可積分XXZ(XYZ)スピン鎖の連続極限がそれぞれsine-Gordon及びsupersymmetric sihe-Gordon模型になる事を示す。主にスピン1/2の場合を紹介するが,スピン1の場合も同様である。又,量子代数U_qsu(2),アフィン量子代数U_q<su>^^^^(2)についても触れる。
- 1994-02-20