Effective Action of 2-dim Gravity
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概要
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2次元重力理論の有効作用が、最も一般的なゲージの類で求められた。BF場に関係した作用は、conformal mode及びmetric field の2つの部分に書き直され、理論はあたかも2つのLiouville作用を持つ系のように見える。しかしながら、系はゲージを固定することで、これまでに良く知られてきた系に帰着する。Conformed gaugeではDDKの作用(S_X+S_φ)が導かれ、Light-cone gaugeでの有効作用(S_X+S_g)からはポルヤコフのcurvature equation ∂^3g_<++>=0を導くこととが示された。Conformd gaugeとLight-cone gaugeの間のgauge equivalenceはFVの定理によって保証される。この有効作用はDistler, Kawaiのconjectureなしに導かれたものである。またハミルトニアン形式での経路積分測度はLiouville measureとして一意的に決まっている。このため、運動量場に関係した積分を実行し、残った配位空間に関係した積分測度をreparametrization invariantに表現するならば、有効作用はDDKの有効作用となることが期待される。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1993-01-20
著者
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