46. Strong Coupling Perturbation Theory of Ionic Fluids(poster presentation,Soft Matter as Structured Materials)
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概要
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ある種のイオン性流体(イミダゾール誘導体などのイオン性溶融体、脱塩されたコロイド分散系など)では、デバイヒュッケル近似(弱結合近似)の適用範囲を超えた強いクーロン相互作用が働く。すなわち、高濃度(a小)・高荷電(Z>>1)のために、Bjerrum長l_Bとイオン間平均距離αの比に比例するクーロン強度の指標r=z^2l_B/aは、容易に強結合条件Γ>>1を満たす。ところがこの強結合系においてすら、近距離の強相関性を相互作用に組み入れるだけで、デバイヒュッケル理論(Γ<<1の近似)が良く機能するのである。この背景にある物理は何か?-それを探るために、強結合極限周りでの摂動理論を開発し、修正デバイヒュッケル理論を再導出した。
- 物性研究刊行会の論文
- 2005-09-20
著者
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