CELTAの英語教授法 : 学習者中心の授業にするために
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概要
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CELTAは国際的に認められているTESOLの資格の一つである。CELTAコースの受講生たちは専門知識のインプットと教育実習を通して、教師が学生へ一方通行的に知識を与える講義形式の授業とは対照的な、学生が主体的に目標言語を使用する学生中心の授業の進め方を学ぶ。日本の大学・短大の英語の授業は今なお大人数のクラスで行われることが多い等の要因から、少人数の学習意欲の高いクラスを想定したCELTAの教授法を私たちがそのまま取り入れることはできない。しかしながら、日本の大学・短大の英語教師も授業を活性化するためにその方法を参考にすることができる。現在私はCELTAの教授法を日本の英語の授業に合うように調整しながら、学生中心の授業に近づけようと試行錯誤している。まだまだ改善すべき点はあるけれども、この取り組みは学生の学習意欲の向上に役立っていると思われる。
- 2007-03-15