地域で生活する統合失調症患者の生活習慣病に関する意識調査
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概要
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本研究は、A県内の精神障害者地域生活支援センター、精神障害者通所授産施設、小規模作業所、精神科クリニックを利用する統合失調症患者26人(男性15人、女性11人)を対象に、調査票を用いて面接を実施し、生活習慣病に関する意識の傾向を検討した。その結果、対象者のうち21人が、食事準備・調理、部屋掃除・整頓、規則正しい生活、健康管理など生活習慣と関連する生活上の困りごとを複数もっていたが、不眠や服薬管理で困る人は1人と少なかった。生活習慣病への罹患は26.9%と高く、健康状態を「健康である」73.1%、生活習慣を「健康的である」65.4%で一般より低い傾向を示した。しかし、生活習慣の改善を「実行しようと思う」96.2%、必要な情報は「食生活、運動習慣、休養などに関する詳細なアドバイスが欲しい」が76.9%と、意識は高い傾向を示した。
- 2007-03-01
著者
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