富山県西部丘陵地第三紀泥質岩の理工学的性質に関する考察 : 特にコンシステンシー・粘土量・スレーキング
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概要
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特に固結度の強い泥質岩(土)の泥弱化現象を解明するためには,細粒土の2μm以下の粘土量を精度良く求める必要がある.このファクターを泥質岩(土)のコンシステンシー限界・粘土活性度・スレーキング要因などと関連づければ,泥弱化機構を解明するための有力な一進捗になるものと考える.通常の粒度試験方法では,その値が曖昧である,また泥質岩(土)の物理性においても曖昧な内容が少なからずある.本報告では,粒度分析法を応用して新たに2μm以下粘土量を精度良く求める方法を考えた.その手法を用いて泥質岩(土)の粘土量と他の理工学的性質を若干関連づけた基礎的内容のものである.
- 2007-03-30
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