短期大学の情報教育における新展開構想
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概要
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新教育課程の教科「情報」を履修した学生を受け入れに当たり,情報教育に関する教育体制の点検を行い,学生の意識,能力実態などの調査を行い,学生の能力に見合った情報教育システムの構築を図る。「情報に関する教育システム」「学生の実態」「施設」「設備」「コンテンツ・教材」「教授者」などの総合的な点検を行い,その中で,学生の学力実態,それに相応しいコンテンツ・教材,そして,教授のあり方に問題が残った。学生の学力実態は,従前からすると,能力の高位の者が増加したが,基礎学力が不充分な者が多く,能力差は予想以上の格差が見られた。更に,高等学校教育水準が低く,本来大学が行う水準には程遠く,当面はクライテリオンを中位に留め,学習に納得のいく状態を確保し,自信度・満足度を高め,意欲的に学習させることで,学力の伸長を図ることとする。
著者
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