都市部におけるGPSの実測評価及び測位の検討(セッション1)
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概要
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都市部における測位技術の開発課題の探索を目的に、実測によりGPSの測位状況を定量的に評価し、以下の問題が発生することを明らかにした。都市部では(1)建物などによるGPS信号の遮蔽により測位率が約50%と低くなる。(2)利用可能な衛星が制限され、衛星配置が悪くなることにより測位誤差が最大で約280mと増大する。(3)建物などでの電波の反射(マルチパス)により測位誤差が最大で約45mと増大する。これらの問題を解決するには擬似衛星、準天頂衛星などによる補完システムが必要である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-05-23