心を支える支援技術(障がい者の自立を支えるテクノロジーに関する研究会)
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概要
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障がいのある人にたいする生活場面での具体的な支援事例を示しながら「いかに支援するか」について論じた.具体的な内容は以下に述べるとおりである.支援においては,知識や技術だけでは十分ではなく,他者と向かい合った時に支援者側がいかに相手のことを「気付ける」かが重要である.支援者が陥りやすい「一方通行の支援」にならないようにするためには,「先読み」に気をつけること,他者の自己表現の場を奪ってはいないかに常に配慮するようにする.また,コミュニケーションを考えるときに,単に人と人との間のコミュニケーションのみを考えるのではなく,人と生活環境,人と社会までをも含めた「広義のコミュニケーション」を考えることが必要であることを述べた.これにより,本来の人と人との間のコミュニケーションにたいする動機付けが高まる.最後に,利用者を捉えるときに重要な「3つの視点」があることを述べた.
- 2006-12-25
著者
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