地域療育センター実習の学び : 実習記録の分析から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、地域療育センター実習における学生の学びを明らかにする目的で、質的研究法を用いて、実習記録の記述について学びの内容の分析を行った。その結果、学生の学びは【家族の思いやニードを理解する】【家族の思いに寄りそう】【家族との信頼関係を形成する】【家族の生活を支援する】【家族を中心に支援する】【子どもの特徴を理解する】【子どもの成長発達を促すよう支援する】【子どもの力を引き出すよう支援する】【家族にとっての療育センターの意味】【保健医療チームによる連携】【地域社会における生活を支援する】など11のカテゴリが形成された。これらの学びは、地域で生活している障害児とその家族の理解を深めるとともに、看護の視点の広がりがもてる機会ともなっていた。また、学びの内容は、地域療育センター実習の目標を達成していた。
- 2007-03-31
著者
関連論文
- 小児看護学実習で学生が体験した看護技術の現状と課題
- 看護学生における過去9年間の麻疹・風疹・ムンプス・水痘ウイルスの抗体保有状況及び感染予防に関する一考察
- 小児初期救急医療センター電話相談内容にみる家庭内事故の現状
- 二分脊椎女性の月経と性の健康に関する研究--医療従事者のアンケート調査から
- 幼児期における性教育に関する幼稚園教諭の認識
- 24OO6-4 小児がんの子どもと家族のケア環境 : 看護ケアガイドラインの開発に向けて(口演 日常生活の支援とケア,第22回日本小児がん学会 第48回日本小児血液学会 第4回日本小児がん看護研究会 同時期開催)
- 24OO6-5 小児がんを持つ子どもと家族のケアにおける実施と難しさの看護師の認識 : 看護ケアガイドラインの開発に向けて(口演 日常生活の支援とケア,第22回日本小児がん学会 第48回日本小児血液学会 第4回日本小児がん看護研究会 同時期開催)
- 10代の慢性疾患患者への情報提供および支援方法に関する調査 : 病弱教育に携わる教員を対象として
- 学齢期における二分脊椎児のQOL : 健常児との比較検討
- 地域療育センター実習の学び : 実習記録の分析から
- 育児支援に関する研究の動向と課題
- 小児看護学実習における戸惑いに対する学生の対処行動とその要因 : 乳児および幼児期前期との関わりに焦点をあてて
- 技術体験録を活用した小児看護技術習得の検討
- 小児慢性疾患患者の成人医療への移行に関する特別支援学校教員を対象とした調査