外傷性尿道狭窄の治療

元データ 1988-04-20 社団法人日本泌尿器科学会

概要

昭和49年4月から昭和61年10月までに聖マリアンナ医科大学病院に入院した尿道狭窄は100例である.外傷性尿道狭窄は32例(32%)で,球部尿道狭窄12例(37.5%),膜様部尿道狭窄19例(59.3%),外尿道口狭窄1例(3.1%)である.内尿道切開術を10例に行い不明の1例を除いて8例が成功し,端々吻合6例,Badenoch法15例,Michalowski法1例は全例成功した.内尿道切開術の再手術1例と小さな部分的修正手術が数例あったが,最終的には狭窄は解除され,拡張のため通院している患者はいない.1例の完全尿失禁をみとめるが医原性と思われる.勃起不能(IMP)は不完全2例,完全2例である.外傷の程度の他に年齢,補償が関係すると考える.狭窄部位の違いが,狭窄,尿失禁,性機能に大いに関係するから,球部と膜様部を明らかに区別することを望む.

著者

黒子 幸一 聖マリアンナ医科大
星野 孝夫 聖マリアンナ医科大
矢島 通孝 聖マリアンナ医科大
長田 尚夫 聖マリアンナ医科大
井上 武夫 聖マリアンナ医大
矢島 通孝 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院泌尿器科
井上 武夫 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室
星野 孝夫 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室
星野 孝夫 聖マリアンナ医科大学 消化器肝臓内科
黒子 幸一 聖マリンナ医科大学泌尿器科学教室
黒子 幸一 聖マリアンナ医科大学 泌尿器科学教室
長田 尚夫 聖マリアンナ会東横病院泌尿器科

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