近接場音響ホログラフィに対する逆問題の一統一的定式化(音響測定/音場解析/一般)
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概要
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近接場音響ホログラフィに対する逆問題の一つの統一的な定式化が提案される。その定式化は重み付き最小二乗法を用いて行われる。重みの作用素の選択により、逆問題に対する積分方程式中の係数の種々の表現が得られることが示される。この報告では、2つの重み作用素が選ばれる。一つは空間的域で対角的なものであり、今一つはスペクトル域で対角的なものである。前者の場合、積分方程式の核は半無限空間でのグリーン関数を用いて表現され、後者の場合、積分方程式の核はスペクトル空間での積分形で表される。我々の結果と、既存の文献との比較に関する簡単な議論が与えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-07-20
著者
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