東北地方の草地分布とその立地 : 秋田県
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
岩手県は太平洋側にあって東北6県中牛の頭数が最多で公共草地も青森県と共に桁違いに多い。大規模火砕流の溶岩台地と北上山地の準平原に集中造成された。日本海側の秋田県にも広い台地が分布するが,不透水質海底堆積層からなり草地に適さず,数少ない公共草地が県内に散在する。県の大半が粘質上に被われていることで畑適地に乏しく,酪農への発展もなかったが,適地適作の原理に従い銘柄米の栽培に重点を置く。こうした傾向は青森県津軽から山形,新潟県の日本海側に共通している。
- 日本草地学会の論文
- 1996-01-31
日本草地学会 | 論文
- 5-19 シバ型放牧草地における各種分げつの密度構成の実態
- 2-22 八重山地方における安定的飼料生産の一方策
- ギニアグラス(Panicum maximum Jacq.)サイレージの発酵品質に及ぼす予乾の影響
- 飼料用トウモロコシ(Zea mays L.)栽培における春掻きリビングマルチ導入の効果
- 機械力による不耕起草地造成試験 : III.スタンプカッタ,ブッシュカッタによる前植生の抑制