フオッサマグナおよびその周辺の草原草地の立地 : 1. 箱根,富士,八ヶ岳
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概要
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日本の植生は大気候帯の極相森林域にあるとはいえ,疎林を交えながらもシバ,ササ,ススキなどが優占する自然草原が点在する。これらは刈り草,火入れ,放牧など人為的妨害作用で成立する半自然草原といわれてきた。しかし最近の我が国農業事情はこうした人為を加えることが困難になっている。極相森林域に点在する草原成立を地質や地形条件による有効水量低下に起因すると考える。こうした現象は地殻変動線沿いに見られることからフオッサマグナでの検討を行った。まづ伊豆半島,富士山麓,八ヶ岳周辺の結果を報告する。
- 日本草地学会の論文
- 1995-10-31
日本草地学会 | 論文
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