比較器を有するメモリシステムを用いた主記憶データベース処理
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概要
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本論文では,比較器をメモリシステムに導入し,簡単な比較演算をメモリ内部で行い,比較結果をワードデータ内にまとめてCPUに転送することにより,低速なシステムバスの効率的な利用を可能とするComparator-based Data Transfer (CMP)方式を提案する.問合せ処理の中心となる選択演算や結合演算は比較演算が主であり,大量の実データを低速なシステムバスを経由してCPUに転送してから簡単な比較演算を行うよりも,メモリ側で比較演算を行い,その結果のコンパクトなビットベクトルをCPUに送る方が効率が良い.このCMP方式は選択演算や結合演算の効率化だけでなく,既存のメモリ読み出し方式と組み合わせて,問合せ処理時のアクセスパス選択の最適化に応用が可能である.本論文では,まずCMP方式の選択演算および結合演算への適用について述べるとともに,CMP方式がアクセスパス選択の最適化に有効であることをシミュレーションを通して明らかにする.
- 2007-06-15
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