繰り返し引っ張り刺激による腱損傷の修復過程における再刺激の影響
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概要
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原著論文腱付着部症の病態の解明,治療法の確立のために,「繰り返し引っ張り刺激」による腱損傷モデルの修復過程に再刺激を行い,その後の損傷の形態,修復過程について検討した.修復早期(初回刺激後2週)における腱損傷を生じうる再刺激(12kgf)により,その後の修復は遅延し,腱内部に不可逆的な変化と考えられる変性や石灰化を生じた.しかし,修復後期(初回刺激後6週)に同様の再刺激を行っても,その後の修復は遅延せず,1回刺激後と同様であった.また,靱帯損傷を生じない程度の再刺激(6kgf)であれば,修復初期,後期の何れの時期においても,その後の修復が遅延することはなかった.修復初期であっても適切な負荷は損傷腱の修復を遅延させないことから,早期運動療法の可能性が示唆された
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金沢大学 | 論文
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