5. 魅力ある実用化を目指した先進的技術課題(<小特集>2050年にトカマク型実用核融合プラントを稼動させるために-ITERの役割とその後の展開-)
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概要
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This section describes the future of fusion energy in terms of its impact on the global energy supply and global warming mitigation, the possible entry scenarios of fusion into future energy market, and innovative technologies for deploying and expanding fusion's share in the market. Section 5.1 shows that fusion energy can contribute to the stabilization of atmospheric CO_2 concentration if fusion is introduced into the future energy market at a competitive price. Considerations regarding fusion's entry scenarios into the energy market are presented in Sec. 5.2, suggesting that fusion should replace fossil energy sources and thus contribute to global warming mitigation. In this sense, first generation fusion power plants should be a viable energy source with global appeal and be so attractive as to be employed in developing countries rather than in developed countries. Favorable factors lending to this purpose are fusion's stability as a power source, and its security, safety, and environmental frendliness as well as its cost-of-electricity. The requirements for core plasma to expand the share of fusion in the market in the latter half of this century are given in Sec. 5.3, pointing out the importance of high beta access with low aspect ratio and plasma profile control. From this same point of view, innovative fusion technologies worthy of further development are commented on in Sec. 5.4, addressing the high temperature blanket, hydrogen production, high temperature superconductors, a ad hot cell maintenance.
- 社団法人プラズマ・核融合学会の論文
- 2005-11-25
著者
-
飛田 健次
日本原子力研究開発機構
-
小西 哲之
京都大学エネルギー理工学研究所
-
西尾 敏
日本原子力研究開発機構
-
日渡 良爾
(財)電力中央研究所 原子力技術研究所
-
西尾 敏
日本原子力研究所
-
日渡 良爾
電力中央研究所
-
飛田 健次
(独)日本原子力研究開発機構 那珂核融合研究所
-
日渡 義爾
Central Research Institute of Electric Power Industry (CRIEPI)
-
日渡 良爾
関東・甲越支部 広報担当
-
時松 宏治
産業技術総合研究所
-
時松 宏治
地球環境産業技術研究機構
-
小西 哲之
京大
-
小西 哲之
Institute Of Advanced Energy Kyoto University
-
小西 哲之
京都大学
-
飛田 健次
日本原子力研究所那珂研究所
-
Tobita Kenji
Japan Atomic Energy Research Institute
-
西尾 敏
日本原子力開発機構
-
飛田 健次
日本原子力研究所
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