富山ライトレールのトータルデザイン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中心市街地における新しい交通手段として欧米の多くの街で採用されているLRTは、日本においてもその効用や利点が論じられているが、まだ普及の途上である。富山ライトレール路面電車化事業は、事業化の仕組みや開発のコンセプト、中長期的な視点にたった取り組みに加えて、公共交通によるコンパクトな街づくりを実現するための1方策として、トータルデザインの活用を試みた事例である。全体の構成は、路面電車化に至る背景と富山市の街づくりの方針、トータルデザインの対象、市民・企業・行政の連係した取り組み、富山港線を構成する要素別デザインの内容、関連した項目の総合的なデザインの内容、結果としての開業後の街の変化とこれからの街づくりの計画を述べる。本稿はトータルデザインチーム編成メンバーによるデザイナーの立場からの報告である。
- 2007-03-30
著者
-
宮沢 功
株式会社gk設計
-
山田 晃三
株式会社GKデザイン総研広島
-
菅 泰孝
株式会社GKインダストリアルデザイン
-
山田 晃三
株式会社デザイン総研広島
-
島津 勝弘
島津環境グラフィックス
-
入江 寿彦
株式会社GK設計
関連論文
- 富山ライトレールのトータルデザイン
- 「内なる環境破壊」に答えるべきデザインの力(人・暮らし : 人,安心、安全のデザイン力)
- 「豊の国情報ライブラリー」の家具・サイン計画
- 新しい「道路付属物」としての東京都標準型ベンチ及び上屋
- 東京国際展示場サイン
- インテリジェントバスシェルター
- ETCトールゲート景観計画
- デザインの世界と芸術の精神--文明社会の「速度」を制御する力について (特集 「地域の創造性」を育む芸術文化)